オレンジイノベーション・プロジェクト 
〜認知症当事者とつくる、誰もが生きやすい社会〜オレンジイノベーション・プロジェクト 
〜認知症当事者とつくる、誰もが生きやすい社会〜

ABOUT イベント概要

オレンジイノベーション・プロジェクトでは、
認知症になっても自分らしく暮らし続けられる「共生」社会の実現を目指し、
認知症の人が主体的に企業や社会等と関わり、
認知症当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発を行う「当事者参画型開発」の普及と、
その持続的な仕組みの実現に向けた取組を推進しています。
本サイトでは、「当事者参画型開発」に関する様々な取組の内容を公開していきます。

1

「当事者参画型開発」とは?

認知症の人の数は、2025年には 700万人前後に達し、
65歳以上の高齢者の約 5人 に1人を占めると推計されています。

「認知症になっても住み慣れた地域 で自分らしく暮らし続ける」ためには、
身の回りの製品・サービスが認知症になっても 使いやすいものになっていることや、
認知症による困りごとをサポートするような製品・ サービスが充実していることが求められます。

しかし、そうした製品・サービスは今のところ十分提供されているとは言えません。
一つの要因として、認知症当事者のニーズや声が、開発を行う企業に届いていないことが考えられます。
そこで注目されるのが、一部で取り組みが始まりつつある、認知症当事者が企業の開発プロセスに「参画」し、企業とともに新しい価値を生み出す「共創」を行う「当事者参画型開発」です。

▶「当事者参画型開発の手引き」
「当事者参画型開発」が普及し、より一般的なものとなっていくこ とを目指し、企業が取り組む際のヒントとなることを目的に、 実践の中から得られた気付きを手引きとして まとめています。
ぜひ「当事者参画型開発」実践の参考としてご活用ください。

当事者参画型開発モデル

2

先行事例のご紹介

2023年2月に実施した「認知症イノベーションカンファレンス」の動画を公開中!

本カンファレンスでは、当事者参画型開発に取り組まれている企業に協力を得て、開発における課題感やイノベーションの醍醐味など、リアルな実態に迫るパネルディスカッションを行いました。
これから当事者参画型開発による製品・サービス開発を推進される方や認知症当事者との共創経験が少ない方にも是非ご視聴いただき、当事者参画型開発の理解を深めていただけると幸甚です。

パネルディスカッション1

プロジェクト開始時のチーム創りと、認知症当事者との連携方法とは。
ー登壇者:ライオン株式会社、株式会社マイヤ、 SOMPOケア株式会社、京都府 健康福祉部
▶YouTube動画のご視聴はこちら

パネルディスカッション2

開発が進んだ段階における、当事者との共創・イノベーションの醍醐味とは。
ー登壇者: KAERU株式会社、NECソリューションイノベータ株式会社、株式会社大醐
▶YouTube動画のご視聴はこちら

INNOVATIONS 先行事例紹介

誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて、
モノづくりやサービスづくりの過程で「当事者参画型開発」を行う企業の先行事例をリポートします。

詳しくはこちら

coference オレンジイノベーション・カンファレンス2024

当事者参画型開発に取り組む方々をお招きし、イノベーションにおける手応え、
今後の可能性などを語っていただくオンラインカンファレンスを実施いたしました。

詳しくはこちら

オレンジイノベーション・
プロジェクト 実践企業・団体

画像をクリックで各企業・団体の取組概要を
ご確認いただけます

「令和5年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(サステナブルな高齢化社会実現及び当事者参画型開発普及に向けた関連事業)」
実践企業採択先 ※社名非公開企業を除く

workshop 当事者参画体験ワークショップ

認知症当事者の方が、実際に認知症とどう向き合い、どう感じているのかをお話しいただく体験ワークショップを
2023年8月29日(火)、30日(水)に実施しました。
参加企業は両日合わせて13社。リアルな当事者の方のお話に、新たな気づきも生まれた2日間でした。

詳しくはこちら

ORGANIZATION 主催・参画団体

  • 厚生労働省
  • 一般団法人 日本認知症本人ワーキンググループ
  • 公益社団法人 認知症の人と家族の会

【事務局・事務局支援】

  • KNOCK ON THE DOOR
  • Hakuhodo DY MATRIX

CONTACT お問い合わせ

株式会社日本総合研究所 「オレンジイノベーション・プロジェクト」事務局
200010-dcp@ml.jri.co.jp